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ユーザーガイド
Manual Version v1.0
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目次 はじめに .................................................................................................................................................... 4
同梱物 .................................................................................................................................................... 4
サポート ................................................................................................................................................. 4
セットアップ ............................................................................................................................................. 5
デバイスとファイル解析 ...................................................................................................................... 6
設定 ........................................................................................................................................................ 6
機能 ............................................................................................................................................................ 7
トップパネル ......................................................................................................................................... 7
フロントパネル .................................................................................................................................. 13
リアパネル .......................................................................................................................................... 14
操作 ......................................................................................................................................................... 15
タッチスクリーンのオーバービュー ............................................................................................... 15
パフォーマンスビュー ................................................................................................................... 15 トラックオーバービューと波形 ............................................................................................... 15 セントラル・ライブラリー・プレビュー ................................................................................ 16 ..................................................................................................................................................... 16 ライブラリー・ビュー ................................................................................................................... 17 プラッターディスプレイ・オーバービュー .................................................................................... 18
パフォーム .......................................................................................................................................... 18
トラックのロード .......................................................................................................................... 18 トラックの検索とフィルタリング ............................................................................................... 19 クレートとプレイリストの編集 ................................................................................................... 20 再生とキュー .................................................................................................................................. 21 ループとビートジャンプ ............................................................................................................... 22 同期とピッチ調整 .......................................................................................................................... 22 パッドモード .................................................................................................................................. 23 Hot Cue モード......................................................................................................................... 23 Loop モード ............................................................................................................................... 23 Roll モード ................................................................................................................................. 24 Slicer モード .............................................................................................................................. 24
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メニュー .............................................................................................................................................. 25
Utility ............................................................................................................................................. 25 Preferences ................................................................................................................................. 27 Source ........................................................................................................................................... 29 Record ........................................................................................................................................... 29
付録 ......................................................................................................................................................... 30
SATA ドライブのインストール ...................................................................................................... 30
FXパラメーター ................................................................................................................................ 31
技術仕様 .............................................................................................................................................. 34
商標およびライセンス....................................................................................................................... 36
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はじめに Prime 4をお買い上げいただきありがとうございます。私たちDenon DJは、「お客様のパフォーマンスを最善のものにする」ということを念頭に、製品を設計しております。
同梱物
Prime 4スタンドアローンDJシステム
ディスプレイ保護カバー
ディスプレイ・クリーニング・クロス
IEC電源ケーブル
USB3.0 ケーブル
ハードドライブマウント用ねじ
Engine Primeソフトウェアダウンロードカード
クイックスタートガイド /保証書 重要:denondj.com/downloads にアクセスし、Engine Prime software.をダウンロードしてください。
サポート 製品の最新情報システム要件、互換性など、および操作方法や修理などにつきましては、DENON DJ のホームページ(http://www.denondj.jp)をご覧ください。 また、サポートについては、サポートページ(http://denondj.jp/support/)をご覧ください。
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セットアップ
重要:Prime 4はファームウェアのアップデートにより新しい機能や改善を行ないますので最新のファームウェアアップデートについてはdenondj.comで確認してください。
1. denondj.comでログインします。(今回が初めてのご購入の場合、アカウントを作成してください)
2. ログイン後Engineの最新バージョンをダウンロードしインストールします。
3. 入力機器(マイクロフォン、CDプレイヤーなど)をPrime 4に接続します。
4. 出力機器(ヘッドホン、パワーアンプ、スピーカーなど)をPrime 4に接続します。
5. すべてのデバイスの電源を適切な順番で入れます。
• 電源をオンにする場合は、以下の順序で行ってください。1:入力機器 2:Prime 4 3:出力機器
• 電源をオフにする場合は、以下の順序で行ってください。1:出力機器 2:Prime 4 3:入力機器
6. Engine を使用する場合(スタンドアローン再生):Engine でライブラリーを作成した USB ドライブもしくはSDカードをPrime 4のスロットに挿入します。
7.
「同梱物」に掲載されていないものは別売りです。
コンピューター (オプション)
ブースモニター メディアプレイヤー
ヘッドホン (フロントパネル)
マイクロフォン
ターンテーブル パワードスピーカー
ハードディスク
電源
スマートフォン タブレット
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デバイスとファイル解析 Prime 4 は、USB ドライブ、SD カード、またはその他の接続されている Prime 4 ユニットから音楽ファイルを再生できます。 サポートされているファイルシステム(USB ドライブまたは SD カード用)およびファイル形式(音楽ファイル用)は以下のとおりです。 サポートされている ファイルシステム
exFAT、FAT32(推奨)
サポートされている ファイル形式
AAC/M4A AIF/AIFF (44.1~192 kHz、16~32-bit) ALAC FLAC
MP3 (32~320 kbps、VBR) MP4 Ogg Vorbis WAV (44.1~192 kHz、16~32-bit)
Prime 4 ではまだ解析されていないトラックを再生できますが、事前に解析することでその機能を最大限に活用できます。トラックを解析する方法は以下2つです。
• Prime 4 でトラックをロードする:再生するトラックをロードすると、Prime 4は自動的に解析を始めます(まだ解析されていない場合)。 トラックの長さによっては、完了までに少し時間がかかる場合があります。解析が終了するまでしばらく待つ必要がありますが、すぐにトラックの最初から再生を開始することができます。
• Engine Prime ソフトウェアを使用する:付属のEngine Primeソフトウェアは、Prime 4で使用するための音楽ライブラリーを事前に解析することができます。また、クレートやプレイリストを作成してライブラリーを整理するために使用することもできます。 さらに、Prime 4 ハードウェア設定を管理できます(詳細は「操作」の章を参照してください。)。
denondj.com/downloads で Engine Prime software をダウンロードしてください。
USBドライブまたはSDカードを取り出すには:
1. 接続されている Prime 4 ユニットでどのラックも再生されていないことを確認してください。 デバイスを取り出すと、ネットワークに接続されているすべてのPrime 4ユニットからトラックがアンロードされます。
2. [Eject]を押します。 接続されている機器のリストがメインディスプレイに表示されます。
3. 取り出したいデバイスの取り出しアイコンをタップします。 デバイス上のトラックが現在再生中の場合は、取り出すかを尋ねるメッセージが表示されます。これによりトラックが停止し、デッキがクリアされます。 デバイスの取り出しをキャンセルするにはCancel をタップし、デバイスを取り出すにはEject をタップします。
追加のデバイスを取り出すには、手順3を繰り返します。
前の画面に戻るには、もう一度Eject を押すか、右上隅のXをタップします。
設定 Prime 4 には、Utility(基本設定)メニューと Preferences(詳細設定)メニューでカスタマイズできるいくつかの設定があります。 これらの設定については、設定> メニューを参照してください。
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機能
トップパネル
1. タッチスクリーン:このフルカラー・マルチタッチディスプレイは現在行っている操作に関連する情報を表示します。 スクリーンをタッチして(またはノブ・ボタン等を使用して)インターフェイスを操作します。
注意:タッチスクリーンの角度調整後、スクリーン背面のスタンドで固定することができます。
2. ブラウズノブ:このノブを回すとリストをスクロールします。このノブを押して画面を次に進めたりアイテムを選択します。
3. Back ボタン:このボタンを押すと、前の画面に戻ります。
4. FWDボタン:このボタンを押すと、次の画面に移ります。
5. Load ◀:選択中のトラックをデッキ1またはデッキ3にロードします。
6. Load ▶:選択中のトラックをデッキ2またはデッキ4にロードします。
7. View ボタン:このボタンでライブラリービューとパフォーマンスビューを切り替えます。長押しするとメニューが表示されます。メニューには入力選択、レコードメニュー、ユーティリティ/プリファレンスメニューがあります。詳細はユーザーガイドをご参照ください。
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8. チャンネル FX ボタン:対応するチャンネルからエフェクト 1 またはエフェクト 2 モジュールへオーディオをルーティングします。
9. チャンネルレベル調整ノブ:このノブを回してチャンネルのプリフェーダーやプリ EQのオーディオ信号レベルを調整します。
10. チャンネル・レベルメーター:これらの LED はチャンネルのオーディオ信号レベルを表示します。
11. チャンネル EQ:これらのノブを回してチャンネルの高域、中域、低域の調整を行います。
12. Sweep FX 調整ノブ:これらのノブを回してSweep FX ボタンで選択したエフェクトを調整します。
13. チャンネル・キューボタン:このボタンを使用してチャンネルのプリフェーダーのオーディオ信号をキューチャンネルに送信します
14. チャンネルフェーダー:チャンネルの音量を調整します。
15. クロスフェーダー・アサインスイッチ:各チャンネルのクロスフェーダーへのアサインを設定します。L(左)または R(右)のいずれかにアサインするか、クロスフェーダーをバイパスして直接プログラム・ミックス(中央 THRU)に送信するかを選択します。
16. クロスフェーダー:左右にアサインされたチャンネル間のミックスに使用します。
17. マスターレベル・メーター:マスター出力から送信されているマスターミックスのオーディオ信号レベルを表示します。
18. ヘッドホンミックス調整ノブ:ヘッドホンに送る信号の、キュー出力とマスターミックス出力のバランスを調節します。
19. ヘッドホンレベル調整ノブ:ヘッドホンの音量を調節します。
20. スプリット・キュースイッチ:オンにすると、キューに送られたチャンネルのすべての信号がモノ・ミックスされてヘッドホンの左チャンネルから出力され、プログラム・ミックスの信号がモノ・ミックスされてヘッドホンの右チャンネルから出力されます。スイッチをオフにすると、キューとプログラム・ミックスの信号が通常通りミックスされます。
21. Sweep FX ボタン:これらのボタンのいずれかを押して、Sweep FX 調整ノブでコントロールできるエフェクトのオン/オフを切り替えます。以下の4つのエフェクトから、一度に1つのエフェクトをオンにすることができます。
• Filter:チャンネルに対しフィルターエフェクトが機能します。Sweep FX 調整ノブを中央(12時)の位置から反時計回りに回すとローパスフィルター、時計回りに回すとハイパスフィルターが機能します。
• Echo:このエフェクトは短いエコーを加えます。SWEEP FX 調整ノブを中央(12時)の位置から反時計回りに回すとディレイタイムが短くなり、フィードバック値が減少します。SWEEP FX 調整ノブを時計回りに回すとディレイタイムが長くなり、フィードバック値が増加します。
• Noise:このエフェクトは、オーディオ信号にノイズを加えます。Sweep FX 調整ノブを中央(12時)の位置から反時計回りに回すとピンクノイズが加わり、時計回りに回すとホワイトノイズが加わります。
• Wash Out:トランジション・エフェクトを生成します。Sweep FX 調整ノブを左側(最小)に回しきるとチャンネルのオーディオ信号をミュートして 1 ビートのエコーが適用され、右側(最大)に回しきると1/2ビートのエコーが適用されます。
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22. プラッター:この静電容量式タッチ・センシティブプラッターにタッチし動かしてオーディオの再生ヘッドを制御します。Vinyl ボタンがオンのとき、プラッターを動かしてトラックをレコードのようにスクラッチすることができます。Vinyl ボタンがオフのとき(あるいはプラッターの側面を触っているとき)プラッターを動かすと一時的にトラックのスピードを変えることができます。
23. プラッターディスプレイ:このディスプレイは現在の再生ヘッドの位置、オートループのサイズ、レイヤーといったパフォーマンス関連情報を表示します。
24. デッキボタン:ソフトウェア内のコントロールするデッキを選択します。左のデッキはデッキ 1 あるいは 3 をコントロールできます。右のデッキはデッキ2と4をコントロールできます。
Shift ボタンを押しながら Deck 3 または Deck 4 ボタンを押して 4 デッキオペレーションと2デッキオペレーションを切り替えることができます。
25. Track Skip ボタン:これらのボタンのいずれかを押して、前または次のトラックにスキップします。
トラック再生中にPrevious Trackボタンを押すと、トラックの先頭に戻ります。
26. Beat Jump ボタン:これらのボタンのいずれかを押して、トラックを前後にスキップします。ビートジャンプのサイズはオートループノブで設定する事ができます。
Shift ボタンを押しながら、これらのボタンを押すと、トラック内を前後にサーチすることができます。
27. Sync/Sync Off ボタン:このボタンを押してシンクをオンにします。Shift ボタンを押しながらこのボタンを押すとシンクがオフになります。
ユーザー・プリファレンスメニューの Sync Button Action 設定を変更すると、Shiftボタンを使わなくてもシンクをオフにすることができます。
28. Cue/Track Start ボタン:再生中にこのボタンを押すと、トラックに設定したテンポラリキューポイントに戻ります。テンポラリキューポイントを設定していない場合にこのボタンを押すと、トラックの冒頭部分に戻ります。テンポラリキューポイントを設定するには、トラックが一時停止していることを確認してください。プラッターでキューポイントを設定する位置を調整して、このボタンを押します。
再生中に Shift ボタンを押したままこのボタンを押すと、現在の再生ヘッドの位置にキューポイントが設定されます。 デッキがキュースタンバイ状態の時にこのボタンを長押しすると、トラックがテンポラリキューポイントから再生されます。ボタンから手を離すとトラックの再生位置はテンポラリキューポイントに戻り、一時停止します。テンポラリキューポイントに戻ることなく再生を続けたい場合は、このボタンを押しながら Play ボタンを押し、同時にボタンから手を離します。
29. Play/Pause ボタン:トラックを再生または一時停止します。
Shift ボタンを押しながらこのボタンを押すと、トラックに設定された最初のキューポイントから”スタッタープレイ”されます。
30. Vinyl ボタン:プラッターの「Vinyl モード」のオン/オフを切り替えます。Vinylボタンがオンのとき、プラッターを動かしてトラックをレコードのようにスクラッチすることができます。
31. Key Lock/Key Sync ボタン:キーロックをオンまたはオフにします。キーロックをオンにするとトラックのキーはロックされ (0%)、速度調整の影響を受けません。Shift ボタンを押しながらこのボタンを押すとキーロックがリセットされます。このボタンを長押しするとキーシンクがオンになります。
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32. ピッチフェーダー:このフェーダーを動かしてトラックのスピードピッチを調整します。Pitch Bend ボタンでピッチレンジを変更できます。
33. Pitch Bend ‒/+ボタン:これらのボタンの 1 つを長押しすると、一時的にトラックのスピードを早くしたり、遅くしたりすることができます。
Shift ボタンを押しながら、これらのボタンの1つを押すと、ピッチフェーダーのレンジを変更できます。
34. Shift ボタン:このボタンを押しながらその他のボタンを押すことで、二次機能にアクセスできます。
35. Edit Grid ボタン:このボタンを長押してビートグリッドの編集を行います。
Shift ボタンを押しながらこのボタンを押すとビートグリッドがリセットされます。
36. Grid Marker ボタン:ビートグリッド編集が可能な状態のとき、これらのボタンのいずれかを押して現在のアナライズされたグリッドに沿ってダウンビートマーカーを前後に動かすことができます。
Shift ボタンを押しながら、これらのボタンを押すとテンポを半分にしたり倍にすることができます。
37. Slip ボタン:スリップモードをオンまたはオフにします。スリップモードでは、タイムラインを進行させながらトラックを一時停止させることができ、キューポイントへのジャンプや、ループロールのトリガーを行うことが可能です。実行中のアクションを止めると、アクションが行われずに再生された場合の位置から通常の再生を再開します。
38. Censor/Reverse ボタン:トラックがリバース再生されます。ボタンから手を離すと、Censor 機能を使用せずに再生された場合の位置からの通常再生が再開されます。
Shiftボタンを押しながらこのボタンを押すと、トラックがリバース再生されます。
39. パフォーマンスパッド:これらのパッドは、パッド・モードの設定に応じて各デッキで異なる機能をコントロールします。
40. Hot Cue ボタン:ホットキュー・モードに入ります。詳細はユーザーガイドをご参照ください。
41. Loop ボタン:マニュアル・ループ・モードに入ります。詳細はユーザーガイドをご参照ください。
42. Roll ボタン:ロール・モードに入ります。詳細はユーザーガイドをご参照ください。
43. Slicer ボタン:スライサー・モードに入ります。詳細はユーザーガイドをご参照ください。
44. Parameter �/�:これらのボタンを使用して、パッド・モードの様々な機能を操作します。詳細はユーザーガイドをご参照ください。
45. Auto Loop/Loop Move ノブ:オートループのサイズを設定します。値はタッチスクリーンとプラッターディスプレイに表示されます。
このノブを押すとトラックの現在位置でオートループがオンまたはオフになります。
Shiftボタンを押しながらこのノブを回すとアクティブなループが左右に移動します。
46. Loop In/Loop Out ボタン:これらのボタンのいずれかを押して、現在の位置にループのスタートポイントとエンドポイントを作成します。ループポイントのアサインは、クオンタイズとスマートループでの設定に影響を受けます。詳細はユーザーガイドをご参照ください。
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47. FX ON ボタン: FX 1とFX 2のオン/オフを切り替えます。
48. FX Select ノブ: FX 1と FX 2でどのエフェクトをオンにするかを選択します。
49. FX Parameter ボタン:点灯中にこのボタンを押すと、エフェクトの二次パラメーターがオンになります。
50. FX パラメーターノブ:エフェクトのパラメーターを調整します。
51. FX リセットボタン: FX周波数をセンターにリセットします。
Shiftボタンを押しながらこれらのボタンを押すとエフェクトはデフォルト値に戻りWet/Dryはゼロにセットされます。
52. FX 周波数調整ノブ: BPM エフェクトに適用されるオーディオ信号の周波数帯域を設定します。中央(12 時)位置では、周波数スペクトラム全体にエフェクトが適用されます。
53. FX Wet/Dry ノブ:エフェクトのウェットとドライのバランスを調整します。
54. FX Beats ボタン:これらのボタンのいずれかを押すと、タイムベースのエフェクトのレートを上下することができます。
55. マイク・オン/オフ切替スイッチ:マイク入力のオン/オフを切り替えます。
56. マイクレベル調整ノブ:対応するマイク入力の音量レベルを調整します。各ノブ横のライトは、カラーによって現在の入力信号レベルを示します:緑(低)オレンジ(通常/最適)、赤(最大/ピーク)ユーティリティメニューでマイクロフォンのアッテネーションを調整できます。
重要:マイクロフォンからのオーディオ信号はマスター出力に直接ルーティングされます。
57. マイク EQ:対応するマイクの高域、中域(マイク1のみ)、低域の調整を行います。
58. エコーオン/オフ切替スイッチ:マイク入力にかけるリバーブのオン/オフを切り替えます。
59. マイク Echo ノブ:マイク入力にかかるリバーブ量を調整します。
60. トークオーバー:トークオーバー機能が使えます。この機能を使用してマイクに向かって話すと、マスターミックスの音量レベルが自動的に小さくなります。ユーティリティメニューでトークオーバーのレベルを調整できます。
61. マスターレベル調整ノブ:マスター出力の音量レベルを調整します。
62. Zone チャンネル・アサインボタン:このボタンでデッキ 4 を Zone プレイリストにセットし、Zone 出力からプレイできるようにします。デフォルトでは Zone プレイリストがアサインされていない場合、Zone を介してマスターから出力されます。
63. Zone レベル調整ノブ:Zone 出力のレベルを調整します。
64. Zone EQ 調整ノブ: Zone 出力の高域と低域のバランスを調整します。
65. Booth レベル調整ノブ:ブース出力の音量レベルを調整します。
66. BoothEQ 調整ノブ:ブース出力の高域と低域のバランスを調整します。
67. SD カードスロット:このスロットに標準の SD カードまたは SDHC カードを挿入します。SD カードをソースとして選択すると(Sourceボタンを押す)、ディスプレイでSDカード上のトラックを選択してロードすることができます。
68. USB 1/2 ポート:この USB ポートに標準の USB ドライブを接続してください。USB ドライブをソースとして選択すると(Sourceボタンを押す)、ディスプレイでUSBドライブ上のトラックを選択して、ロードすることができます。
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重要:SDカードやUSBドライブをPrime 4に接続する前に、Engineソフトウェアを使用してミュージックライブラリーを設定する必要があります。使用方法はユーザーガイドをご参照ください。
69. Eject ボタン:このボタンを押すとタッチスクリーンに取り外し可能な接続されているメディアのリストが表示されます。取り出す際はリストにあるメディアをタップします。データの破損を防ぐために、このボタンを使用してメディアを取り外して下さい。
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フロントパネル
1. ヘッドホン端子 (1/4”, 1/8”) (6.35 mm, 3.5 mm):1/4” あるいは 1/8” (6.35 mm or 3.5 mm) のヘッドホンを接続します。キューとミックスのモニターが可能です。ヘッドホンレベル調整ノブでヘッドホンのボリュームが調整できます。
2. インプットセレクター:これらのスイッチでチャンネル毎のオーディオソースをセットします。Engine/USB(ソフトウェア上のレイヤーでの再生、接続されたUSB ドライブや SDカード)もしくは Line(リアパネルの入力端子に接続したデバイス)が選択できます。
注意:ライン入力を使用する場合は、Filter Sweep FXのみが使用可能になります。
3. Fader スタートスイッチ:対応するクロスフェーダーの「フェーダースタート」のオン/オフを切り替えますフェーダースタートがオンになっているとき、クロスフェーダーを動かすとデッキの再生が始まります。
4. Crossfader Contour 調整ノブ:クロスフェーダー・カーブを調整します。反時計回りに回した場合は滑らかなフェード(ミキシング・タイプ)に、時計回りに回した場合はシャープカット(スクラッチ・タイプ)に設定します。中央(12 時)の位置が一般的なDJプレイ用の設定です。
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リアパネル
1. 電源入力端子:付属の電源ケーブルを使用して、コンセントに接続します。
Prime 4 には、使用中に電源からの接続が切れた場合にもメディアを安全に取り出す保護回路があり、データの損失を防ぎます。一定時間内に電源を再接続して通常の操作に戻ることが出来ます。
2. 電源スイッチ:本機の電源をオンにします。本機の電源は、すべての入力機器を接続し、アンプやスピーカーの電源を入れる前にオンにしてください。
Prime 4 の電源をオフにする場合このボタンを押してタッチスクリーンの指示に従います。電源をオフにする際には、先にアンプとスピーカーの電源をオフにしてから本機をオフにしてください。
3. リアパネル USB ポート 3/4:この USB ポートに標準の USB ドライブを接続してください。USB デバイスをソースとして選択すると(Source ボタンを押す)、タッチスクリーンで USB デバイス上のトラックを選択して、ロードすることができます。フロントパネルにも同様の USB ポートが装備されています。USB ポート 4 は充電用としても使用できます(+5V, 1A)。
4. USB B 端子:付属のUSBケーブルを使用して、このUSBポートとPCを接続します。この接続は、PCとMIDI情報を送受信します。
5. リンクポート:標準の Ethernet ケーブルを使用して、このポートをコンピューターに接続します(Prime 4 はこのポートからタイム、BPM、その他のトラックデータを互換性のあるStagelinqライティングソフトウェアに送信します)。
6. Zone 出力 (XLR, balanced):この出力をスピーカーまたはアンプに接続する場合は、標準 XLR ケーブルを使用してください。初期設定では Zone 出力からはマスター出力と同じ信号が送られます。Zone チャンネル・アサインボタンを使ってデッキ 4 を Zone プレイリストにアサインした場合、信号はこの出力にルーティングされます。トップパネルの Zone レベル調整ノブで音量レベルを調節します。
7. ブースアウト出力(balanced XLR):標準 XLR ケーブル(別売)でこの出力とブースモニターまたはブースアンプに接続します。トップパネルのブース調整ノブを使って音量を調節します。
8. マスター出力 (XLR, balanced):この出力をスピーカーまたはアンプに接続する場合は、標準 XLR ケーブル(別売)を使用してください。トップパネルのマスター調整ノブで音量を調節します。
9. マスター出力(unbalanced RCA):この出力をスピーカーまたはアンプに接続する場合は、標準 RCA ケーブル(別売)を使用してください。トップパネルのマスター調整ノブで音量を調節します。
10. ステレオ/モノ・セレクタースイッチ:マスター出力のチャンネル設定を、ステレオもしくはモノに切り替えます。
11. Line 入力(unbalanced RCA):標準 RCA ケーブル(別売)を使用してラインレベルの外部オーディオソースを接続します。
12. Line/Phono 入力(unbalanced RCA):標準RCAケーブル(別売)を使用してラインレベルまたはフォノレベルの外部オーディオソースを接続します。
13. Phono/Line スイッチ:Line/Phono 入力に接続された機器に応じて、このスイッチを適切な位置に切り替えます。フォノレベルのターンテーブルを使用する場合、このスイッチを Phono にセットします。これによりフォノレベルの信号を適切に増幅します。CDプレイヤーやサンプラーなどのラインレベルの機器を使用する場合はLineにセットします。
14. グランド端子:アース線を付属したフォノレベルのターンテーブルを使用する場合は、アース線をこの端子に接続します。低周波のハムやバズ・ノイズが出る場合は、ターンテーブルのアースが取れていない可能性があります。
注意:一部のターンテーブルではグランド端子にアース線を接続する必要はありません。
15. マイク入力(XLR あるいは 1/4” / 6.35 mm):この入力にダイナミックマイクを接続する場合は、標準XLRまたは1/4インチ・フォーンプラグ(別売)を使用してください。トップパネルのマイク 1 およびマイク 2 レベル調整ノブで音量レベルを調節します。
16. ケンジントン・ロック・スロット:ケンジントン・ロックを使用し、本機をテーブルなどに固定します。
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操作
タッチスクリーンのオーバービュー パフォーマンスビュー
トラックオーバービューと波形
トラックが一時停止している間にトラック全体をスキャンするには、トラックオーバービューを左右にスワイプします。 注:Needle Lockがオフの場合は、再生中にこの機能を使用できます。 Needle LockがオンでMotorがオンの場合は、プラッタを手で止めるとトラックオーバービューでスワイプできます。 Needle Lockについては、メニュー > 設定を参照してください。
波形を拡大または縮小するには、波形上で二本の指を広げるか狭めます。 経過時間と残り時間を切り替えるには、時間表示をタップします。 キーロックがオンのときにキーをタップすると、キーを変更できます。
プレイヘッド
ループ
ホットキュー ポイント
ループ
トラックオーバビュー
トラック波形
キー 同期
トラック進行状況 残り時間 / 経過時間
ビート ポイント
テンポ
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セントラル・ライブラリー・プレビュー
上下にスワイプしてトラックを閲覧します。
スクロールバーをタップしてドラッグすると、トラックを簡単に閲覧できます。
右にスワイプすると、右側のアクティブデッキにトラックがロードされます。
左にスワイプすると、左側のアクティブデッキにトラックがロードされます。
Libraryをタップしてライブラリーの全画面を開きます。 詳細についてはライブラリー・ビューを参照してください。
Searchをタップして、ディスプレイに表示されているキーボードを使ってトラックを検索します。
LibraryとSearchの間にある矢印アイコンをタップしてミニメニューを開き、以下のパラメータを調整できます。
• Quantize:これをタップしてクオンタイズをオンまたはオフにします。 オンにすると、キューやループのトリガーなどのタイムベースの機能は、Preferences(環境設定)の Cue/Loop Quantization 設定に従ってビートグリッドにスナップします。
• Continue:連続再生をオンまたはオフにするには、これをタップします。トラックが終了しても、次のトラックが再生され続けます。
• Stop Time:停止時間、または一時停止ボタンを押してからトラックの再生が停止するまでの時間を調整します。
右にスワイプ 右デッキにロード
左にスワイプ 左デッキにロード
タップして開く ミニメニュー
タップしてライブラリービューを開く
タップして検索
タップ&ドラッグでスクロール
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ライブラリー・ビュー フルライブラリー・ビューを使用して音楽ライブラリーを表示し、トラックをデッキにロードします。 クレートやプレイリストを検索したり、トラックを Prepareリストに追加したり、並べ替えやフィルタ機能を使用してトラックを検索したりすることもできます。 重要:denondj.com/downloads にアクセスし、Engine Prime software.をダウンロードしてください。
左側の5つのアイコンを使用して、ライブラリー・ビューに移動します。
• クレート:クレートとは好みで配置したトラックのコレクションです。さまざまなジャンルやスタイル、10 年間のアルバムなどのクレートがある場合があります。付属の Engine Prime ソフトウェアを使用して、ここで使用するクレートを作成できます。
• プレイリスト/履歴(Playlists/History):プレイリストは、好みの順番で並べられたトラックのリストです。さまざまな種類のクラブやイベント、特定のジャンルなどのプレイリストがあります。付属の Engine Prime ソフトウェアを使用して、ここで使用するプレイリストを作成できます。ここで再生履歴を見ることもできます。再生リストがない場合は、履歴のみがこのビューに表示されます。
• 準備(Prepare):演奏中にトラックを再生するときに後で参照できるように、トラックを Prepare リストにロードすることができます(次のトラックをライブラリー全体で検索するよりも効率的です)。
• ファイル:USBドライブまたはSDカード上のすべてのファイルのリストを参照します。
• 検索(Search):キーワードでトラックを検索します。検索結果は、アルバム名、アーティスト名、トラック名、キー、テンポに基づいています。
リストを上または下にスワイプしてリストをブラウズします(たとえば、クレートのリスト、プレイリスト、トラックのリストなど)。 または、[BACK]または[FWD]ボタンを押してリストを選択してから、Browseノブを回します。
スクロールバーをタップしてドラッグすると、トラックを閲覧しやすいです。 リスト内のアイコンまたはアイテム(例:ライブラリーの左側にあるクレート、プレイリスト、リスト作成、ファイル、または検索のアイコン)をタップして選択します。 または、Browseノブを押します。
トラックを右にスワイプして「Load」をタップし、デッキにロードします。 または、Browseノブを押します。デッキを選択するには、デッキ番号をタップするか、Browseノブを回して押します
トラックを左にスワイプして Prepare リストに追加します。 または、Shift キーを押しながらブラウズノブを押します。 Prepare リストでトラックを左にスワイプして削除します。
詳細画面を表示するには、トラック上で指をタップしたままにします。 タップして詳細画面を閉じます。 Search フィールドをタップし、ディスプレイに表示されるキーボードを使用してキーワードでトラックを検索します。 検索結果は、アルバム名、アーティスト名、トラック名、キー、テンポに基づいています。
Zone Channel Assignがオンのときに Send To Zoneをタップすると、現在選択されているファイルリストをデッキ4に送信してゾーン出力から再生できます。
クレート
プレイリスト/履歴
準備(Prepare)
ファイル
検索(Search)
右にスワイプしてロード
左にスワイプして準備
タップ&ホールドで情報を表示
タップ&ドラッグでスクロール
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プラッターディスプレイ・オーバービュー プラッター・ディスプレイには以下の情報が表示されます。
• プレイヘッドの現在の位置 • 選択中のトラックのアルバムアートワーク、またはカスタムアートワーク
プラッタディスプレイには、一時的に以下の情報が表示されます。
• Auto Loopノブを回した後のオートループの現在のサイズ • Layerボタンを押した後の現在のレイヤー • Slipがオンのときの2つ目の再生ヘッドの位置
パフォーム
トラックのロード
トラックをデッキにロードするには、以下のいずれかの操作を行います。
• センターライブラリーのプレビューで、トラックを左右にスワイプして、アクティブなデッキにロードします。
• ライブラリービューで、トラックを右にスワイプしてから[Load]をタップします。 次に、トラックをロードしたいデッキをタップします。
• エンコーダーを使用してトラックをハイライト表示してから、Load◀/▶ボタンを押してトラックをアクティブなデッキにロードします。
• エンコーダーを使ってトラックをハイライトし、エンコーダーを押すとデッキ選択画面が表示されます。 エンコーダーを回してデッキを選択し、次にエンコーダーを押してトラックをそのデッキにロードします。
トラックを Prepare リストに追加するには、Library View でトラックを左にスワイプします。 または、Shiftキーを押しながら、Load◀/▶ボタンを押します。
トラックの詳細を表示するには、指をタップしたままにします。
Prepare リストを表示している間:
左にスワイプすると、そのトラックが Prepare リストから削除されます。
ディスプレイの右上隅にあるクリアボタンをタップして、Prepare リストからすべてのトラックを削除します。
左右にスワイプしてロード
左スワイプで準備
右スワイプでロード
タップ&ホールドで情報を表示
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トラックの検索とフィルタリング
検索するには、Search アイコンをタップして、ディスプレイに表示されるキーボードを使用します。 検索結果は、アルバム名、アーティスト名、トラック名、キー、テンポの基準に基づいています。
キーボードを非表示にするには、バーチャル・キーボードの右下にあるキーボードアイコンをタップします。 あるいは、キーボードまたは Search フィールド以外の画面上のどこかをタップします。
トラックをフィルタリングするには、Genre、Artist、Album、BPM、Key のいずれかをタップしてから、オプションをのどれかをタップします。 そのジャンル、アルバム、アーティスト、キー、または BPM でタグ付けされたトラックのみが表示されます (デフォルトでは、キーはCamelotシステムを使用して表記されています)。トラックをフィルタリングしながら検索で結果を絞り込むこともできます。
注:プリファレンスを使用して、同じキーのみのトラックを表示するか、互換性のあるキーを含むトラックと BPM フィルタの「許容誤差」(テンポが 1 から 15 BPM の範囲内のトラックを含める)のどちらを表示するかを設定できます。 ) 詳細はメニュー>設定をご覧ください。
リストを並べ替えるには、右上にある Sort By アイコンをタップしてから、オプションのどれかをタップします。 昇順と降順を切り替えるには、この横の矢印アイコンをタップします。
タップで昇順/降順の切り替え
タップで検索
タップでトラックをフィルタリング
タップしてソートの設定
20
クレートとプレイリストの編集
クレートまたはプレイリスト画面で、ディスプレイ上部の編集ボタンをタップします。 編集モードの間は、次のいずれかを実行できます。
新しいクレートを作成するには、Crate ビューで + Create Crateをタップします。
新しいプレイリストを作成するには、Playlist ビューで + Create Playlistをタップします。
新しいフォルダーを作成するには、Playlist ビューで + Create Folderをタップします。
クレートまたはプレイリストにトラックを追加するには、トラックをタップして選択します。円に色がつきます。 トラックを選択したら、長押ししてトラックを移動します。 トラックをクレート、プレイリスト、フォルダのいずれかの上にドラッグして指を離すと追加できます。
プレイリスト内のトラックを並べ替えるには、編集モードの間、トラック名をタップ&ホールドし、指をで動かしトラックの順番を変更します。 同じ方法でプレイリストを並べ替えることもできます。
タップで編集機能オン
タップでトラックを選択
タップで新しいプレイリスト、フォルダー、クレート
を作成
タップ、ホールド&ドラッグでトラックを移動
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再生とキュー
トラックを再生または一時停止するには、再生/一時停止(�/;)を押します。
トラックをスクラッチするには、Vinyl ボタンが On でオーディオが再生されているときにプラッターを動かします。
キューポイントを設定するには、再生中に目的の位置で Shift + Cue を押します。
キューポイントに戻って停止するには、Cue を押します。
キューポイントに戻って再生を続けるには、Shift + Play / Pause(�/;)を押します。
再生を検閲するには、Censor を押し続けます。
通常の再生に戻るには、Censor を放します。通常の再生は、Censor 機能を使用したことがない場合(トラックがずっと前方に再生されていた場合など)再開されます。
逆再生するには、Shift + Censor / Reverse を押します。逆再生中はボタンが点滅します。
通常の再生に戻るには、Censor / Reverse を押します。
前のトラックまたは次のトラックにスキップするには、Track Skip 9/: ボタンのいずれかを押します。
トラックの先頭に戻るには、トラックの途中でTrack Skip 9 ボタンを押します。
前後にジャンプするには、Beat Jumpボタンを押します。
トラックをすばやくスキャンするには、Shift + Beat Jump ボタンを押します。または、ディスプレイ上のウェーブフォーム・オーバービューを左右にドラッグします。
Slip モードをオンまたはオフにするには、スリップを押します。スリップモードでは、トラックのタイムラインが継続している間に、キューポイントの移動、プラッターの操作、トラックを一時停止できます(メインディスプレイの波形の下半分は前方に移動し続けます)。実行している動作を停止すると、機能を使用したことがない場合(トラックがずっと前方に再生されていた場合など)通常の再生は再開されます。
トラック内の特定の場所に移動するには: • Needle Lock がオフになっている場合:トラックオーバービューで目的の場所をタップします。
• Needle Lock がオンになっている場合:再生を一時停止してから、トラックオーバービューの目的の場所をタップします。 または、モーターがオンになっていることを確認してから、手でプラッターを停止してトラック・オーバービューをスワイプします。
Needle Lockについては、メニュー>設定を参照してください。
波形を拡大または縮小するには、ディスプレイに2本の指を置いて、広げたり狭めたりしたりします。
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ループとビートジャンプ
オートループを作成してオンにするには、Auto Loop ノブを押します。
オートループの長さを設定するには、Auto Loop ノブを回してビート数(1 / 32、1 / 16、1 / 8、1 / 4、1 / 2、1、2、4、8、16、32 、64) を選択します:
参考:Preferences(環境設定)メニューでデフォルトの自動ループサイズを設定できます。 トラックがロードされると、自動的に選択したオートループサイズに戻ります。
マニュアルループを作成して使えるようにするには、Manual Loop In ボタンを押して開始点を設定し、次にManual Loop Out ボタンを押して終了点を設定します。 ループはすぐにアクティブになり、波形とトラック・オーバービューが枠づけられて表示されます。
ループをオフにするには、Auto Loop ノブを押します。 または、Manual Loop Out ボタンを押します。
ループを移動するには、Shift キーを押しながらループがオンになっている間にAuto Loop ノブを回します。
ループの長さを 2 倍または半分にするには、ループがオンになっている間に Auto Loop ノブを回します。
トラックをビートジャンプするには、Beat Jump ボタンの1つを押します。 押すたびにオートループの長さだけトラックがスキップされます。Auto Loop ノブを回すと設定できます。
同期とピッチ調整
同期をオンにするには、BPMを制御したいデッキでSync を押します。これが「マスター」になります。そのデッキで同期がオンになった後、追加のデッキで Sync を押します。 各デッキのテンポは、マスターデッキのテンポに合わせてすぐに同期します。
ディスプレイの同期状況のアイコンは現在のステータスを示します。
• Sync Off:同期モードがオフになります。
• Tempo Sync: テンポだけが同期されます(BPMはマスターデッキのテンポと一致します)。
• Beat Sync:テンポが同期され、トラックがマスターデッキのトラックと自動的にビートマッチングされます。
デッキの同期をオフにするには、Preferences メニューのSync ボタンの設定に応じて、もう一度同期を押すか、Shift+Sync を押します。
トラックのピッチを調整するには、ピッチフェーダーを動かします。 デッキが同期されていないときだけこれをすることができます。
トラックのピッチを一時的に調整するには、Pitch Bend - / + ボタンのいずれかを押し続けます。
ピッチフェーダーの範囲を調整するには、Shift キーを押しながらPitch Bend - / + ボタンのいずれかを押し、+ 4%、8%、10%、20%、50%、100%を選択します。
トラックのキーをロックまたはロック解除するには、Lock/Key Sync 同期を押します。キーロックをオンにすると、速度を調整してもトラックのキーは変わりません。
トラックのキーをリセットするには、Shift + Key Lock / Key Sync を押します。
キー同期をオンにするには、同期したい Key Lock/Key Sync を押し続けます。トラックのキーは他のアクティブなデッキのトラックのキーと同期します。
注:Key Syncをオンにするには、少なくとも2つのデッキで再生する必要があります。
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パッドモード
各デッキの8 つのパフォーマンスパッドは各パッドモードで異なる機能を持っています。 Parameter �/�ボタンで各パッドモードを調整します。 各パッドモードに入るには、対応するボタン (Hot Cue、Loop、Roll、Slicer) を押します。
Hot Cue モード
Hot Cue モードでは、各パッドを使用して、割り当てたホットキューポイントにジャンプすることができます。
ヒント:Engine Prime ソフトウェアを使用して、ホットキューポイントの設定、カラー、名称を編集することができます。確認用にディスプレイに名前とカラーが表示されます。
ホットキューをパッドに割り当てるには、トラック内の任意の位置において、消灯しているパッドを押します。ホットキューポイントを割り当てるとパッドが点灯します。
ホットキューポイントにジャンプするには対応するパッドを押します。
パッドからホットキューを消去するには、Shift キーを押しながらパッドを押します。ホットキューポイントが割り当てられていないパッドは消灯します。
Loop モード
Manual Loop モードでは各パッドを使って割り当てたループを有効にすることができます。Loopを押すとまずManual Loopモードに入ります。
ヒント:Engine Prime ソフトウェアを使用してループの設定を行ない名前を付けることができます。確認用として名前がディスプレイに表示されます。
ループをパッドに割り当てて有効にするには、消灯しているパッドを押して現在の位置にLoop Inポイントを作成し、別の場所で再び押してLoop Outを設定します。オートループ中に消灯しているパッドを押すと、パッドにオートループを割り当てることもできます。ループがすぐに有効になりパッドが点灯します。
ループを有効にするには対応するパッドを押します。
ループを削除するには Shiftキーを押しながらパッドを押します。
Auto Loopモード (2回押す) では各パッドを使ってオートループを作成してアクティブにすることができます。Manual Loop モードのときに Loop を押すとAuto Loopモードに入ります。
オートループを有効にするには、パッドを押します。ディスプレイには各パッドのオートループの長さが表示されます。
オートループを無効にするには、同じパッドをもう一度押します。
パラメーターボタンを使用して現在のループサイズに従ってループリージョンを前後に移動します。
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Roll モード
Roll モードではトラックのタイムラインが継続している間、各パッドを長押しすると一定の長さの「ループロール」をトリガーすることができます (ディスプレイの波形の下半分は前方に移動し続けます)。パッドを放すと何もしなかった場合 (トラックがずっと再生されていた場合と同様に) 通常の再生が再開されます。
ロールをトリガーするには、対応するパッドを押します。三連符ベースのループロールを持つパッドは、違う色で点灯しています。
パラメーターボタンを使用して現在のループサイズに従ってループリージョンを前後に移動します。
Slicer モード
Slicer モードでは 8 つのパッドがビートグリッド内の 8 つの連続したビート - 「スライス」 - を表します。Slicerを押すと自動的に 8 ビートのループが有効になります。現在再生中のスライスはパッドの点灯で表されます。8 つのスライスフレーズを通して進むにつれて光は「パッドを移動する」でしょう。パッドを押すとそのスライスを再生できます。パッドを放すとトラックは押さなかった場合の場所から通常の再生を再開します (トラックが普通に再生されていた場合と同様です) 。
スライスを再生するには、対応するパッドを押します。
リピートの長さを変更するには、パラメーターボタンを使用します。Shift キーを押しながらパラメーターボタンを使ってスライスの長さを変更します。
Slicer Loopモード (2 回押す ) では8つのパッドがビートグリッド内の8つの連続ビート - 「スライス」- を表します。現在再生中のスライスはパッドの点灯で表されます。8 つのスライスフレーズを通して進むにつれて光は「パッドを移動」します。パッドを押すとそのスライスを再生できます。パッドを放すとトラックは押さなかった場合の場所から通常の再生を再開します (トラックが普通に再生されていた場合と同様です) 。
(Tは三連符ベースのタイムディビジョンを表します)
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メニュー
View ボタンを長押ししてメニューを開きます。ここから下記のページにアクセスできます。ガイドにジャンプするには以下のリンクをクリックしてください:
• Utility - Prime 4ハードウェアの設定を編集します。
• Preferences - パフォーマンス設定を編集します。
• Source ‒ ソースとなるメディアデバイスを選択します。
• Record ‒ 演奏を録音したり保存します。 Utility
Device Settings
• Deck 3/4:Prime 4が両方のデッキレイヤーを使用する (On) か 1つだけ使用する (Off) かを決定します。
• Screen Brightness:メインディスプレイの明るさを決定します: Low、Mid、High、Max.
Mixer Settings
• Mic Talkover Level:トークオーバーがアクティブなときのプログラムオーディオレベルを-40 から-20dB の間の減少量で設定します。
• Mic Talkover Resume:トークオーバーが非アクティブのときにプログラムオーディオが設定レベルに戻る速度 (Normalまたは Fast) を設定します。
• Mic 1 Attenuation:この設定ではMicrophone 1 Inputに対する減衰量を-15~0dBの範囲で設定します。
• Mic 2 Attenuation:この設定ではMicrophone 2 Inputに対する減衰量を-15~0dBの範囲で設定します。
• Send Mic to Booth:マイク信号をブース出力に送信するか (On)、送信しないか (Off) を決定します。
• Send Main Mix to Zone Out:Main Mixを Zone Outからも送信する (On) か、しないか (Off) を設定します。
• Master Limiter:マスターミックスの最大出力レベルを決定します。Off を選択してリミッターを無効にするか、最大出力レベルを 18~0dBに設定します。
• EQ Type:Channel EQノブのイコライゼーションタイプを決定します。EQ バンドの Isolateを選択すると無制限にフルバンドが「キル」され、カットに制限を持たせる場合はNormを選択します。
• ISO EQ High Xover:EQ Typeが Isolate に設定されている場合、Mid とHigh EQバンド間のクロスオーバー周波数を1000から8000 Hzの間で設定できます。
• ISO EQ Low Xover:EQ Typeが Isolateに設定されている場合、LowとMidの EQバンド間のクロスオーバー周波数を100~800Hzの範囲で設定できます。
• Filter Resonance:0から15の範囲でフィルターのリゾナンス量を設定します。
• Filter Extreme Type:極端なローエンドとハイエンドにおけるSweep Filtersの効果を設定します。フィルターの最後に無音で終了するような設定はKill、最後でも再生できるようにするにはBleedを選択します。
• Noise Sweep Volume:This setting determines the level of the Noise Sweep effect in the mix when active, fromNoise Sweep Volume:ミックス内でのNoise Sweepエフェクトのレベルを-20から15dBの範囲で決定します。
• Headphone Gain:-10~10dBの範囲でヘッドホン出力のゲイン量を決定します。
• Cue Solo Mode:キューミックスに送信できるチャンネル数を決定します。キューミックスに一度に1チャンネルしかキューしない場合はOnに、一度に複数のチャンネルをキューするときはOffに設定します。
26
Device Info
• Model:製品名です。
• Firmware Version:Engine Prime オペレーティングシステムの現在のバージョンです。インターネットに接続しているときにファームウェアアップデートを検索するには、Check for Updatesをタップします。
• Prime4 Mixer:Prime 4ミキサーソフトウェアの現在のバージョンです。
• Prime4 Controller:Prime 4コントローラーソフトウェアの現在のバージョンです。
• Prime 4 Left Display:Prime 4の左ディスプレイソフトウェアの現在のバージョンです。
• Prime 4 Right Display:Prime4右ディスプレイソフトウェアの現在のバージョンです。
• Reset all setting to default:Resetを押してデバイスを工場出荷時設定に戻します。
Update
このオプションでPrime 4 を Update モードに切り替えます。これによりファームウェアアップデートが可能な状態になります。ダウンロードしたファームウェアアップデートパッケージに含まれているファームウェアアップデート手順に従ってください。
Legal Info
このボタンを押すとPrime 4に関連する法的情報が表示されます。
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Preferences
Save To My Driveボタンを押して、設定を接続したドライブに保存します。Engine Primeプロファイルを含むメディアデバイスがPrime 4に接続されているときに、ユーザープロファイルをロードできます。
Playback
• Track Start Position:ロード後のトラックの開始位置を設定します。ファイルの実際の開始位置 (Track Start) か自動的に検出されたオーディオ信号の開始位置 (Cue Position) を選択します。
• Default Speed Range:この設定はピッチフェーダーの範囲を決定します。+4%、8%、10%、20%、50%から選択します。
• Sync Mode:Prime 4でSyncボタンを押したときに適用される同期の程度を決定します。
o Bar:テンポが同期され、トラックがマスターデッキのトラックと自動的にバーマッチされます (それぞれの小節のダウンビートが揃います)。
o Beat:テンポが同期され、トラックがマスターデッキのトラックと自動的にビートマッチングされます。
o Tempo:テンポのみが同期されます (BPMはマスターデッキのテンポとマッチします)。
• Sync Button Action:この設定はSyncボタンを押したときの動作を決定します。
o Toggle:このモードでは Shiftキーを押さなくても同期のオン/オフを切り替えることができます。
o Shift Disable:このモードでは同期をオフにするためにShiftを押したままにする必要があります。
• Pitch Control Type:この設定はPitch Bendボタンの主な機能を決定します。Pitch Bendを選択すると主機能はピッチの上下となり、Range を選択すると主機能はピッチフェーダーの範囲調整になります。主機能以外の機能は Shift キーを押しながら Pitch Bendボタンを使用することで引き続き使用できます。
Cues/Loops
• Cue/Loop Quantization:この設定はタイムベースの機能のクオンタイズ値を決定します。1/8 beat、1/4 beat、1/2 beat、1 beat、4 beats より選択します。
• Paused Hot Cue Behavior:この設定はパッドがどのようにホットキューポイントを再生するかを決定します。Momentary に設定した場合、パッドを押したままにするとホットキューポイントから再生が開始されます。パッドを放すとホットキューポイントに戻ります。Triggerに設定するとパッドを押して放したときにホットキューポイントから再生が開始されます (そして継続します)。
• Default Loop Size:この設定は新しいトラックをデッキにロードしたときの自動ループのデフォルトサイズ (1、2、4、8、16拍) を決定します。
• Smart Loops:この設定では手動ループの設定時に自動的に一般的な長さ (2拍、4拍、8拍など) に伸縮させるかどうかを決定します。OnおよびOffから選択します。この設定はクオンタイズ 設定とは関係なく機能します。
• Move Cue To Loop In:この設定では曲のCue Pointを自動的にループの先頭に移動するか (On)、現在の位置にとどめるか (Off) を指定します。
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Display
• Track Title:この設定はトラックのタイトルにトラックの Filename を表示するか、埋め込み Metadata (タグ) を表示するかを決定します。
• Time Format:この設定はピッチ調整がトラックタイムの表示に影響するかどうかを決定します。Staticに設定するとトラックの時間は通常通りトラック内の位置に対応します。 ピッチを調整しても影響はありません。Dynamicに設定するとトラックの時間はピッチの変化を考慮して自動的に調整されます。たとえばピッチフェーダーを-8%に設定した場合、トラックタイムは8%長くなります。
• Track End Warning:この設定は Prime 4 がトラックの終わりに近づいていることを警告するまでの時間を決定します。トラックが現在選択されているデッキにある場合は、プラッターリングとトラックオーバービューが点滅します。トラックが反対側のデッキにある場合は、Deckボタンが点滅します。
• On Air Mode:この設定はPrime 4ミキサーのチャンネルフェーダーが上または下になっているときのプラッターリングの照度を変更します。これはアクティブまたは「オンエア中」デッキを示します。この設定が On のとき、チャンネルフェーダーを上げるとプラッターの色が白から選択された色に変わります。この設定が Offの場合、チャンネルフェーダーの位置に関係なく、ユーザーが選択した色が常に表示されます。
Safety
• Lock Playing Deck:この設定は再生中にトラックをデッキにロードできるかどうかを決定します。On および Off から選択します。この設定がオンになっていると、トラックをロードするためにデッキを一時停止する必要があります。
• Needle Lock:この設定はディスプレイ内のトラックオーバービューをタップして再生中にトラック内のその位置にジャンプできるかどうかを決定します。OnおよびOffから選択します。この設定に関係なく、再生が停止している間もトラック・オーバービューを使用できます。
• Pad Lock:この設定はパッドとパッドモードボタンが常に有効 (Off) か無効 (On) かを決定します。無効にするとパッドとパッドモードボタンは点灯しません。
Library
• Key Notation:この設定はトラックキーのディスプレイ上での表示方法を決定します。これらのキーをすべて Sharps、Flats、Open Key、Camelotとして見ることができます。
• Key Filter:この設定は Key フィルターが同じキー (Match)のトラックを表示するか、互換性のあるキー(Compatible)を持つトラックを表示するかを決定します。
• BPM Range:この設定ではトラックの解析時に使用される BPM の最小値と最大値を決定します。58~115、68~135、78~155、88~175 BPM。
• BPM Filter Tolerance:この設定は BPM フィルターの「許容範囲」を決定します。したがって選択したテンポを中心に多少の幅のトラックは使用できることになります。+0、1、2、3、5、10、15から選択します。
Deck Colors
デッキリングの色を変更するには、デッキの名前の下にあるカラーボックスをタップしてから、気に入った色をタップします。
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Source
Source メニューでは、Prime 4 で使用するメディアデバイスを選択できます。接続されているすべてのメディアがディスプレイに表示されます。
デバイス名をタップしてメディアとして選択します。現在選択されているソースデバイスがある場合は、その名前の横に Source が表示されます。現在選択されている録音デバイスがある場合は、その名前の横にRecと表示されます。
ディスプレイ上部のコンピューターアイコンをタップして、Prime 4をコントローラーモードに切り替えます。コントローラーモードでは、Prime 4 とコンピューターとの間でMIDIメッセージを送受信できます。
XをタップしてSourceメニューを終了します。
Record
レコーディングしたものを保存するために使用するメディアを選択します。現在選択されているデバイスは名前の隣に Source と表示されます。録音デバイスを選択したらセッションの録音を開始できます。
レコーディングを開始するには、Start をタップします。タッチスクリーン上のタイマーは、レコーディングトータルの長さを表示します。
レコーディングを一時停止するには、Pauseをタップします。
一時停止したレコーディングを再開するには、Resume をタップします。Prime 4は一時停止を押した場所からセッションを記録し続けます。
レコーディングを停止するには、Stop をタップします。レコーディングが停止されたら、デバイスにファイルを保存するオプションが使えます。
レコーディングをクリアするには、Clear をタップします。ファイルが削除される前に警告画面が表示されます。続行するには Yes をタップし、レコーディングを保存するために前のページに戻るにはNoをタップします。
Save As タップしてドライブに保存します。ファイルにタイトルを付けるキーボードが表示されます。Done をタップしてファイルを終了して保存するか、Cancel をタップして前のページに戻ります。操作が完了すると、成功を知らせるメッセージがディスプレイに表示されます。OK をタップして続行するか、そのまま数秒待つとRecord メニューに戻ります。
保存されたファイルはメディアの Sessions というフォルダーに保存されます。Libraryの FilesセクションにおいてPrime 4からこの録音ファイルにアクセスできます。
戻る矢印 (<) をタップすると1ページ前に戻るか、前にいたページに戻ることができます。
録音メニューを終了するには、Xをタップします。
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付録
SATA ドライブのインストール Prime 4ハードウェアの内部容量を増やすために、SATA(Serial ATA)ドライブを別途購入して取り付けることができます。ご購入の前に以下をお読みください。 Prime 4は、ソリッドステートドライブ(SSD)またはハードディスクドライブ(HDD)のいずれかで、市場に出回っているほぼすべての標準 2.5 インチ SATA ドライブをサポートできます。 2.5 インチ(63.5 mm)のフォームファクターを使用し、exFATまたは FAT32(推奨)ファイルシステムを使用している(または使用できる)ことを確認してください。 . 注意:mSATA(mini-SATA)ドライブを取り付けることもできますが、それを標準の2.5 インチSATA インターフェースに接続できるアダプターも購入してください。
1. Prime 4ハードウェアの電源が切れていることを確認してください。 2. Prime 4ハードウェアの下部パネルの中央にSATAドライブパネルがあります。 プラスドライバを使用してネジを外し、
SATAドライブパネルを取り外します。※ネジを紛失しないようにご注意ください。 3. SATA コネクターとケーブルを Prime 4 ハードウェアの内側から慎重に引き出します。他の部品にひっかからないよう
に注意し、SATAコネクターとケーブルだけをとってください。 4. SATAドライブを SATAコネクターに接続します。 接続が安全であることを確認してください。 5. Prime 4ハードウェアまたはSATAドライブに同梱されている4本の3 x 5 mm取り付けネジを使用して、SATAド
ライブを SATA ドライブパネルに固定します。 ネジを締めすぎないで、しっかりとドライブが固定されていることを確認してください。
6. SATAドライブパネルをPrime 4ハードウェアの下部パネルに戻し、元のネジで所定の位置に固定します。
Prime 4ハードウェアを使用しながらこのドライブにアクセスできるようになりました。
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FXパラメーター
Reverb パラメーター 値の範囲
元の信号に残響を追加します。 Decay 0‒100
Frequency <60 Hz ‒ <18.2 kHz, All Bands, >60 Hz ‒ >18.2 kHz
Dry/Wet 0‒100
Echo パラメーター 値の範囲
元の信号にエコーを追加します。 Feedback 0‒100
Frequency <60 Hz ‒ <18.2 kHz, All Bands, >60 Hz ‒ >18.2 kHz
Beats 1/32, 1/16, 1/8, 1/4, 1/2, 3/4, 1, 2, 4, 8
Dry/Wet 0‒100
Delay パラメーター 値の範囲
元の信号に、時間と共に減衰する反復インスタンスを追加します。 Frequency <60 Hz ‒ <18.2 kHz, All Bands, >60 Hz ‒ >18.2 kHz
Beats 1/32, 1/16, 1/8, 1/4, 1/2, 3/4, 1, 2, 4, 8
Dry/Wet 0‒100
Hall Echo パラメーター 値の範囲
元の信号に反響エコーを追加します。 Decay 0‒100
Frequency <60 Hz ‒ <18.2 kHz, All Bands, >60 Hz ‒ >18.2 kHz
Beats 1/32, 1/16, 1/8, 1/4, 1/2, 3/4, 1, 2, 4, 8
Dry/Wet 0‒100
Ping Pong パラメーター 値の範囲
ステレオのディレイエフェクトです。左右のチャンネルでディレイレートが異なります。
Pan 0‒100 (50 = center)
Frequency <60 Hz ‒ <18.2 kHz, All Bands, >60 Hz ‒ >18.2 kHz
Beats 1/32, 1/16, 1/8, 1/4, 1/2, 3/4, 1, 2, 4, 8
Dry/Wet 0‒100
Auto Gate パラメーター 値の範囲
元の信号のレベルを一定の割合で下げます。 Frequency <60 Hz ‒ <18.2 kHz, All Bands, >60 Hz ‒ >18.2 kHz
Beats 1/32, 1/16, 1/8, 1/4, 1/2, 3/4, 1, 2, 4, 8
Dry/Wet 0‒100
32
Flanger パラメーター 値の範囲
信号に自身のコピーを遅延させたものを追加しコムフィルター効果をを生成します (ジェット機のエンジンのような音と形容されます)。
Frequency <60 Hz ‒ <18.2 kHz, All Bands, >60 Hz ‒ >18.2 kHz
Beats 1/32, 1/16, 1/8, 1/4, 1/2, 3/4, 1, 2, 4, 8
Dry/Wet 0‒100
Filter LFO パラメーター 値の範囲
カットオフ周波数を一定の割合で変化させます Resonance 0‒100
Frequency <60 Hz ‒ <18.2 kHz, All Bands, >60 Hz ‒ >18.2 kHz
Beats 1/32, 1/16, 1/8, 1/4, 1/2, 3/4, 1, 2, 4, 8
Dry/Wet 0‒100
Phaser パラメーター 値の範囲
わずかに位相をずらしたオリジナル信号のコピーを追加し、微妙なモジュレーション効果を生み出します。
Frequency <60 Hz ‒ <18.2 kHz, All Bands, >60 Hz ‒ >18.2 kHz
Beats 1/32, 1/16, 1/8, 1/4, 1/2, 3/4, 1, 2, 4, 8
Dry/Wet 0‒100
Bit Crush パラメーター 値の範囲
元の信号のビットを落とし、ローファイでダウンサンプリングサウンドを生み出します。
AVG 0‒100
Frequency <60 Hz ‒ <18.2 kHz, All Bands, >60 Hz ‒ >18.2 kHz
Bits 8, 16, 32
Dry/Wet 0‒100
Roll パラメーター 値の範囲
現在のタイムディビジョン値に基づいてオーディオ信号をサンプリングし、繰り返します。
Frequency <60 Hz ‒ <18.2 kHz, All Bands, >60 Hz ‒ >18.2 kHz
Beats 1/32, 1/16, 1/8, 1/4, 1/2, 3/4, 1, 2, 4, 8
Dry/Wet 0‒100
Rev. Roll パラメーター 値の範囲
現在のタイムディビジョン値に基づいてオーディオ信号をサンプリングし、逆方向に繰り返します。
Frequency <60 Hz ‒ <18.2 kHz, All Bands, >60 Hz ‒ >18.2 kHz
Beats 1/32, 1/16, 1/8, 1/4, 1/2, 3/4, 1, 2, 4, 8
Dry/Wet 0‒100
33
Beat Break パラメーター 値の範囲
元の信号の各小節の 4 拍をサンプリングしプリセットパターンに従って (同じ小節内で) 再生し、「スタッター」「ブレイクビート」効果を作り出します。
Pattern 下をご参照ください
Frequency <60 Hz ‒ <18.2 kHz, All Bands, >60 Hz ‒ >18.2 kHz
Beats 1/32, 1/16, 1/8, 1/4, 1/2, 3/4, 1, 2, 4, 8
Dry/Wet 0‒100
使用するパターンを選択するには、2番目のディスプレイに表示されているように FX Parameterノブを回して10種類のパターンから 1つを選択します。その下の16個のブロック(█)またはライン(__)はドラムマシンのステップシーケンサーと同様に現在のパターンのリズムを示します。ブロックはヒット/ストライクを表しラインは休符を表します。
例:
(8 分音符でヒットしています)
Scratch パラメーター 値の範囲
この効果はビートの通常再生と逆再生を交互に繰り返しヴァイナルスクラッチ効果を生み出します。
Frequency <60 Hz ‒ <18.2 kHz, All Bands, >60 Hz ‒ >18.2 kHz
Beats 1/32, 1/16, 1/8, 1/4, 1/2, 3/4, 1, 2, 4, 8
Dry/Wet 0‒100
34
技術仕様
オーディオインターフェース ビット深度 24-bit
サンプリングレート 44.1 kHz
対応メディア タイプ SD/SDHC/SDXC カード, USB マスストレージデバイス (フラッシュメモリー、2.5インチ内蔵SATA、外付けHDD)
ファイルシステム exFAT、FAT32 (推奨)
オーディオファイル形式 AAC/M4A, AIF/AIFF (44.1‒192 kHz, 16‒32 bit),
ALAC, FLAC, MP3 (32‒320 kbps, VBR), MP4, Ogg Vorbis, WAV (44.1‒192 kHz, 16‒32 bit)
周波数特性 20 Hz ‒ 20 kHz (±1 dB)
ダイナミックレンジ > 117 dB (A-weighted)
S/N比 > 93 dB (A-weighted)
ヘッドルーム ライン入力 > 15 dB
マイク入力 > 20 dB
出力 > 20 dB
チャンネルセパレーション < -90 dB (1 kHz, unity)
T.H.D. ライン/Phono < 0.01% (1 kHz, unity)
マイクロフォン <0.02% (1 kHz, unity)
アナログ入力 マイクロフォン
-40 dBu (unity) -60 dBu (minimum)
ライン
+15 dBV (minimum) 0 dBV (maximum)
アナログ出力 マスター出力(バランス)
+24 dBu (maximum) +4 dBu (unity)
マスター出力(アンバランス)
+20 dBu (maximum) 0 dBu (unity)
Zone出力(バランス)
+24 dBu (maximum) +4 dBu (unity)
Booth
+24 dBu (maximum) +4 dBu (unity)
ヘッドホン出力 < 150 mW
35
接続 オーディオ出力 XLR出力(master left/right, balanced) x 2 RCAペア出力(master left/right, unbalanced) XLR出力(booth left/right, balanced) XLR出力(zone left/right, balanced) x 2 1/4” (6.35 mm) ステレオ出力 (ヘッドホン) x 1 1 1/8” (3.5 mm) ステレオ出力 (ヘッドホン) x 1
オーディオ入力 RCAペア入力(ラインレベル、unbalanced) x 2 RCAペア入力(フォノ/ラインレベル、unbalanced) x 2 XLR+1/4” (6.35 mm) 入力 x 2
その他 USBポート(USBドライブ用、5 V、1 A) x 4 USBポート(コンピューター用) x 1 Ethernetポート x 1 IEC電源入力 x 1
ディスプレイ メイン タッチインターフェイス搭載フルカラーLED バックリットディスプレイ 10.1" / 257 mm (対角) 8.5" x 5.5" / 216 x 139 mm (w x h)
ジョグホイール フルカラーLEDバックリットディスプレイ 2.2" / 56 mm (対角)
FX 白黒OLEDディスプレイ 128 ピクセル(w) x 32 ピクセル(h)
電源 接続 IEC
電圧 100‒240 VAC、 50/60 Hz
消費電力 43W~45W (USB4からのスマートフォンの充電含む) 38W~39W (スマートフォンの充電をしない場合)
サイズ (W x D x H)
728.47 x 496.82 x 103.63 mm
重量 9.7 kg
仕様は予告なしに変更されることがあります。
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商標およびライセンス
Denon は、D&M Holdings Inc.の米国およびその他の国における登録商標です。Denon DJ 製品は、米国インディアナ州 RI 02864の Cumberlandにある InMusic Brands, Inc.,によって製造されています。Kensingtonと K&Lockのロゴは ACCO Brands の登録商標です。Windows は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。他のすべての製品名、会社名、商標、または商号は、それぞれの所有者のものです。
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